このページでは専任技術者一覧の書き方をご紹介します。
この書類は申請者の営業所ごとに在籍する専技技術者の情報を書き記していきます。
書類自体はシンプルです。
幾つかポイントがあります。
使用人数や専任技術者証明書など他の書類との齟齬をきたさない事。
あとは資格者コードの書き間違いに気を付けてことです。
大阪府の担当部署のウェブサイトよりダウンロードした専任技術者一覧です。
次に専任技術者一覧の記載例をご紹介します。
国家資格者と指定学科の卒業&実務経験で専技になったケースを想定して記入しました。
ラストは書類の書き方を図解にしたものです。
ここからは書類の書き方の説明に入ります。
専任技術者が所属する営業所の名前を記入します。
例:主たる営業所(本店本社)、従たる営業所(○○支店、○○営業所)
営業所の隣の行には、技術者の名前を記入します。
名前の上段に振り仮名をカナで書きます。
専任技術者がなれる許可業種を記入します。
許可業種は略号(屋根工事なら(屋)など)。
略号の後にハイフンを入れて、専任技術者になれる条件(数字で表示)を記入します。
数字は1から9まであり、「1,4,7」が一般建設業許可。
残りの「2,5,8,3,6,9」は特定建設業に該当します。
建設工事の種類に対応する資格を記入します。
資格名は名称ではなく、資格コードと呼ばれる二桁の数字やアルファベットになります。
例えば、技能士の「とび土工」なら57、一級建築士なら37、10年の実務経験なら02と言う具合です。
資格者コードは国土交通省が定めております。
資格コードのリストは以下のURLから入手可能です。
http://www.hrr.mlit.go.jp/kensei/sangyo/kensetsu/kyoka/102a.pdf
上記のURLをタップクリックするとPDFがダウンロードされますので、ご注意ください。
ここまで別紙四専任技術者一覧の記入方法と記載例でした。
ご自身で建設業許可申請をする際の参考になれば嬉しいです。