専任技術者証明書(様式第八号)の書き方と記載例【建設業許可】大阪府の建設業許可は行政書士やまだ事務所へ

専任技術者証明書(様式第八号)の書き方と記載例【建設業許可】

建設業許可における専任技術者証明書(様式第八号)

専任技術者証明書様式第八号の書き方と記載例

 

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このページでは大阪府で建設業許可申請を行う場合に、提出するフォーマット書類の専任技術者証明書の記入方法を図解を用いてご紹介します。

 

 

この書類に記載するのは、貴社で登録する専任技術者の情報です。

 

  • 住所、氏名、生年月日
  • 所属する営業所
  • これから担当する許可業種
  • 以前に担当していた業種
  • 担当業種が行える資格

 

 

これらの情報をA4の紙にまとめたのが今回の書類です。
1枚で3人分の情報が記入できるようになっています。


 

白紙状態の専任技術者証明書

専技証明書様式第八号

 

 

最初に未記入な専技証明書を掲載します。
これは大阪府建築振興課のサイトよりダウンロードいたしました。
令和3年の4月に新しい様式に変更されました。


 

新規申請での専任技術者証明書の記載例

新規の建設業許可で提出する専技証明書の見本

 

 

新規の許可申請で提出する専技証明書の記載例です。
見本では3人分の情報を記入しています。
この様に記載すればOKです。


 

専任技術者証明書の書き方

専任技術者証明書の書き方

 

 

書類の書き方を紹介した画像です。
ここからテキストでも記入方法をご説明いたします。


 

上段の記入方法

専任技術者証明書の上部の記入方法

 

  • 申請者、届出者

許可を求める方(会社)の情報を記入します。
住所、会社名、役職氏名

 

  • 許可の届出先

「地方整備局長」、「北海道開発局長」、「知事」で不要な部分に線を引く。
大阪府で申請する場合は、知事の前に大阪府の文字を入れます。

 

  • 区分

新規や専任技術者の変更など該当するモノの番号を枠内に記入します。
今回は新規申請なので「1」を入れております。

 

  • 許可番号

業種追加や技術者の変更時に持っている許可番号を書きます。

 

証明したい専任技術者の情報の書き方

証明したい専任技術者の情報の書き方

 

1つの枠に1名の技術者の情報を記入します。
1枚の専任技術者証明書で3人分まで記載可能で、4人目以降はもう1枚追加して記入します。

 

  • フリガナ

専任技術者の振り仮名をカタカナで記入します。

 

  • 氏名

1つの枠内に漢字を一文字記入します。
苗字と名前の間に1枠分開けます。

 

  • 生年月日

生年月日を記入します。
一桁の場合は「07」などゼロを入れます。

 

  • 今後担当する建設工事の種類

今回申請予定の許可業種を該当する枠内の番号で記入します。
一般建設業許可の場合は以下のものがあります。

 

  • 「1」工業高校や工学部など指定学科を卒業
  • 「4」10年以上の実務経験
  • 「7」国家資格

 

現在担当している建設工事の種類
業種追加などすでに許可を持っている時に使います。
記入内容は上記と同じです。

 

  • 有資格者区分

国土交通省が定めた資格コードを記入します。

 

参考までに資格者コード一覧表のリンクを掲載します。
(一財)建設業情報管理センターが出しているリストが見やすいです。

 

 

http://www.ciic.or.jp/wp-content/uploads/2016/06/kyokayusikaku_ippan.pdf

 

 

上記のURLをタップすると、pdfがダウンロードされます。

 

  • 変更追加削除の年月日

該当する日付を記入します。

 

  • 専任技術者の住所

技術者の住所を記入します。
営業所から遠すぎる場合は、通勤できることを証明する文書が必要になります。

 

  • 営業所の住所(旧所属)

変更時に使用します。

 

  • 営業所の住所(新所属)

専任技術者が所属する営業所の所在地を記入します。
他の書類(営業所一覧)などと齟齬が出ない様に書きます。

 

業種追加での専技証明書の見本

業種追加で提出する専任技術者証明書

 

お次は既に許可を持っている業者が、新しく許可業種を増やす場合の書類です。
新規申請との違いは、

 

  • 建設業許可番号の記入
  • 以前に担当していた業種
  • これから担当する許可業種

 

これらの情報を盛り込む必要があることです。

 

詳しくは建設業許可の変更届の部分でご紹介します。

 

 

専任技術者証明書の書き方でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


 

著書の紹介

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